手の水泡について知ろう!

てのひらの水泡

てのひらに水疱ができ、痒くて痛くて悩んでいる人も多いと思います。
「手が乾燥しているな、最近、手荒れがひどいな」なんて思ってると、
突然、手のひらに小さな水ぶくれのようなものができて、痒くてたまらないという経験を持っている人は多いですね。

 

手のひらにできる水疱は、水に触れる機会が多い仕事をしている人、
たとえば主婦、調理師、看護師、美容師などの職業の人や、
手に汗を大量にかく人に多くみられます。
水疱の大きさ1〜2mm程度ですが、この小さな水疱がブツブツできて、痒くてたまらなくなります。

 

仕事をする機会が多い人できる水疱とは、「手湿疹」である可能性が高く、
誰もが初めは手荒れだと思い放置していたら、
突然、手が赤く腫れ、手のひらや指に尋常ではなく痒いので見てみると水疱ができていた・・・
という経過を辿っています。

 

この水疱は本当にかゆく、我慢できずにかいてしまいます。
すると水疱が潰れてしまい、中から液体が溢れ出て、
その液体が皮膚のほかの部位に触れると症状が移り広がっていきます。

 

水疱が潰れると皮膚はますます乾燥し、
皮膚が破壊され、次々に剥がれ落ち、見た目にもつらそうな手になってしまいます。

 

怪我をした時のかさぶたのように、皮膚が剥がれ落ちて完治すればよいのですが、
それで完治とはいかないのが「手湿疹」の厄介な部分で、
皮膚が剥がれ落ちた後、再び水疱ができ、症状はどんどん広がり悪化します。

 

そして、水疱は手を洗ったり、濡れた手をタオルやハンカチで拭いたりする刺激でもできます。

 

このような水疱ができないようにするのが「手湿疹」の予防法です。
水疱ができないようにするためには、とにかく手の保湿を心がけ、手荒れを起こさないようにすることです。
そして、水疱ができてしまったときには、その水疱をかきむしってつぶさないよう、
早めに皮膚科を受診し、痒み止めや保湿剤を処方してもらい、治療をすることが必要です。

 

さらに、直接水に触れないよう、
ビニール製の手袋を付けた状態で水仕事をするなど工夫が必要です。
水だけでなく、洗剤やシャンプーに入っている界面活性剤に触れると、
この界面活性剤の刺激で肌には更なる負担がかかります。

 

手湿疹は、空気が乾燥する秋から冬にかけて発症する人が多いので、
特にこの時期の皮膚の保湿は重要です。

 

また、手汗をかく人、多汗症の人は胃汗性湿疹が原因で、痒みを伴う水疱様の湿疹ができることがあります。
胃汗性湿疹というのは、手のひらや足に汗を良くかく人に見られる症状で、
てのひらだけでなく、足の裏などにも湿疹ができます。
その汗の量は、尋常ではなく、ストレスや精神的な緊張によって
てのひらからぽとぽと落ちるような汗をかいたりします。
そして、汗が多く分泌されすぎると、汗腺が塞がれ、
それが原因となって小さな汗疱が発生するのです。
初期の頃は、小さなぶつぶつがいくつかできる程度ですが、
症状の悪化に伴い手湿疹と同じような強い痒みが襲います。

 

異汗性湿疹の治療としては、ぶつぶつ水疱ができている部分を乾燥させることが必要ですから、
汗をかいた時にはすぐに拭くなどのケアが必要です。
また、異汗性湿疹は、気温が高い春から夏にかけて起こる人が多いです。